車検整備2020まとめ
2020年(令和2年)12月に車検を受けました。ユーザー車検ではありません。
その前後に私も自分で出来る整備は行いました。
一応それがひと通り終わりました。
金額、苦労した事、失敗等を整備工場、業者に頼んだものも含めてざっとまとめます。
詳しくはそれぞれの記事を参照してください。

タイミングベルト交換
材料費
タイミングベルト、テンショナーベアリング、ウォーターポンプ3点セット 8,578円(消費税、送料込み)
液状ガスケット 2,310円(消費税込み)
ただ、タイミングベルト交換に関しては、整備工場に頼んだ方が安く済むと思います。
27年ほど昔ですが、トヨタオート(現ネッツトヨタ)で6ヶ月点検の時にタイミングベルト交換を
してもらいました。
材料費 タイミングベルト3,990円(消費税抜き) テンショナーベアリング3,980円(消費税抜き)
工賃 4,900円(消費税抜き)
合計 12,870円(消費税抜き)でした。
タイミングベルト交換のみで頼んだら、こんな工賃では済まないでしょうね。
苦労した事 クランクプーリーが固着していて外すのが大変でした。
失敗した事 クランクプーリーと軸の部分の錆びを落とさないまま取り付けてしましました。
次回のタイミングベルト交換(10年後の予定)の時に、また取外しに苦労することでしょう。
タイミングベルト交換記事 1 2 3 4 5

ウォーターポンプ交換
記事

クーラント、ラジエーターキャップ交換
材料費
ラジエータキャップ(買い直しも入れた2個) 1,496円×2(消費税込み)
クーラント2ℓ×2本 657円×2(消費税込み)
漏れ止め予防剤 1,177円(消費税込み)
失敗した事
・ラジエータキャップを買い替える時、現物を持って行ったのですが、
違うメーカーで大きさが違うためモノを間違えて買ってしまいました。
・ウォーターポンプを外してエンジン内部のクーラントが出たので、
最初に買った2ℓで足りなくなり、もう一度2ℓ買いに行きました。
・エア抜きをした時、かなりクーラントをぶちまけてしまいました。
次回は専用の工具を買います。
記事 1 2

ワイパーゴム交換
材料費
ワイパーゴム475㎜792円 450㎜748円 425㎜748円(すべて消費税込み)
失敗した事 ワイパーブレード交換のための課題を残してしまいました。
記事

車検(24ヶ月点検)
料金 (有)山崎商会 80,450円(消費税込み)
内訳 諸費用(重量税、自賠責保険、印紙代等)58,450円
+整備金額22,000円(消費税込み)
信頼できる整備工場です。
記事

エンジンオイル交換
材料費
エンジンオイル 4ℓ 1,980円(消費税込み)
オイルエレメント 798円(消費税込み)
記事

デフオイル交換
材料費 ワコーズギヤーオイル75W-90 GL-5 2ℓ 4,433円(消費税、送料込み)
記事

ミッションオイル交換
材料費 ワコーズギヤーオイル75W-90 GL-5 2ℓ 4,433円(消費税、送料込み)
苦労した事
ミッションオイル注入口のキャップの6角の部分がかなり傷んでいて、
なかなか外れませんでした。
記事 1 2

タイヤ交換 タイヤセレクト前橋店
料金 195/50R15 4本 廃タイヤ処理料込み 57,500円(消費税込み)
ハンドルがパワステみたいに軽くなりました~。
記事

プレッシャーレギュレーター交換
材料費
プレッシャーレギュレーター(社外品) 10,490円(消費税、送料込み)
AE86用アダプター 2,069円(消費税、送料込み)
ゴムホース 内径8㎜ 1m切り売り 348円(消費税込み)
ゴムホース 内径9.5㎜ 1m切り売り 348円(消費税込み)
ステンホースバンド 96円×2(消費税込み)
ガソリンホース4㎜ 1m 528円(消費税込み)
ガソリンホース6㎜ 1m 638円(消費税込み)
失敗した事、苦労した事
タイミングベルト交換よりも遥に難易度が高かったです。
純正のプレッシャーレギュレーターが製造中止になっていたのが全ての始まりでした~。
まず部品の調達に関してですが、
・トヨタ部品共販も部品商も素人が直接行って購入するような所ではありません。
ネット通販を行っている部品商があるので、そこでなら大丈夫でしょう。
・ハチロク関係のヤフオク取り扱い点数がかなり減りましたね~。
・燃圧計を素人が簡単に使えるものではないので、
燃圧計付きのものを買うべきでした。
取り付けに関してですが、
・結局どこに取り付けるのが正規の方法なのか分かりませんでした。
・ホースをつないだ時に液状ガスケットが必要な場所があり、ガソリン漏れを起こしました。
そのため車検を受ける時にまた純正品に戻しました。
プレッシャーレギュレーター交換記事 1 2 3 4 5 6 7
そして今回の車検整備の一連の作業の総額はここに載せた合計で182,674円でした~。
車検を間にはさんで、約1ヶ月半掛かりました。
2年に一度、この位は必然ですね。
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プレッシャーレギュレーター交換7(再度社外品の取付け)
プレッシャーレギュレーター(社外品)の加工が終わり、
1週間以上放って置いたので液状ガスケットは乾いた事でしょう。
再度プレッシャーレギュレーターの交換をします。
社外品を取り付けた時と同じような記事になってしまいますが、
きちんと記事として作りたいと思います。

純正のプレッシャーレギュレーターを取り外します。
先にガスフィルターからのホースを外し、取付けボルトを外しました。

リターンホースのクリップを外せば簡単に外れます。
ペンチよりもウォーターポンププライヤーの方が作業し易いです。
この部分には液状ガスケットを塗ってません。

デリバリーパイプとリターンホースからガソリンが溢れて来ます。
写真を撮っている場合ではないんですけどね~。

社外品のプレッシャーレギュレーターに先ずリターンホースを取り付けです。
社外品もこの部分に液状ガスケットを塗る必要がありません。

取り付けボルトの汚れをCRC3-36で落としました。5-56よりもいい匂いなんですよ。
M6 首下の長さ12㎜が純正品を留めていた方
M6 首下の長さ15㎜が社外品を止める方です。

デリバリーパイプにAE86用のアダプターを差し込みました。
これでガソリンの溢れが止まりました~。

ラチェットメガネレンチで締め付けます。配管がいっぱいあってソケットレンチが使えません。

スパナで最終の締め付けです。
サービスマニュアルを見ても、この部分の締め付けトルクは特にありません。
デリバリーパイプはアルミなので締め過ぎるとアルミのネジ山を壊してしまいます。
ボルトにスプリングワッシャーが付いているので適度な所でやめます。

ガスフィルターからのホースを差し込みます。
こんな細いホースですが、インテークマニホールド(インマニ)の圧力を感知するための
重要な部分みたいです。

ヒーター用の配管からの断熱です。

そもそも社外品のプレッシャーレギュレーターを取り付けるための
ボルト用の金具が何も役に立ってません。
固定?するにはこの程度の方法しか思い浮かびません。

溢れたガソリンをざっとティッシュで拭き取って、パーツクリーナーで吹き飛ばして、
取り付けの作業としては終了です。

熱いクーラントが通る部分に触れてしまいますが、
段ボールの切れっ端を使ってこの程度の断熱で十分だと思います。
ど素人の作業ですね~。とてもお金を取れる作業ではありませんね~。
その後、数日走り回ってますが、快調です。機能は十分果たしてますね。

純正のプレッシャーレギュレーターを外した時は一応正常に動作していたので!?
残った材料を丁重に保管します。
12年前のオーバーホールの時の材料も入ってますが、2度と使わないかも知れませんね。

10分位アイドリングをして1500rpmから下がらなかったので、
1000rpmに調整しました。
トヨタは550rpmを推奨してますが(ボンネット裏にシールが貼ってあります。)
1000rpmより下がると振動が出て来ます。
550rpmだとエンジンが止まっちゃいそうで怖いですよ。
ちなみにAE86のエンジンを初めて掛ける時、始動時の回転の高さで、「故障!?」「異常!?」と
思う人が多いみたいですね。
だいたい2500rpmで、真冬では2700rpmまで上がります。
そこから暖気と共に段々回転が下がり、通常のアイドリングになるわけです。
30年前ハチゴートレノを事故で潰しました。
その1ヶ月後、このハチロクトレノが当時勤めていた会社に納車され、
みんなが見ている前でエンジンを始動した時・・・迫力で感動しましたね~。
今回使用した主な材料、工具
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プレッシャーレギュレーター交換6(再度社外品の加工)
車検に出す直前に、交換した社外品のプレッシャーレギュレーターの接続部から
ガソリン漏れが見つかり、急きょ純正品に戻しました。
そして車検からハチロクが戻って来てしばらく走り回っていたんですが・・・
エンジンの調子がいいんです。
このまま純正のままでいいかな?って思ってしまう程です。
純正のプレッシャーレギュレーターを外したり取り付けたり動かしたりで少しショックがあって
多少動きが良くなっちゃったのかもしれません!?
でも、せっかく社外品を買って今まで苦労して作業を進めたので、交換します。

黄色く囲った部分「ホースニップル」と言う付属品ですが、これがあと1個あれば・・・
おそらく液状ガスケットを使う必要もなく、ワンサイズ下のゴムホース内径8㎜で済んだと思います。
現状で持ってないのである部品で作業を進めます。

ホースバンドはあくまでも補強としてなので、おそらく直接は関係ない部品だと思いますが、
一応用意しました。
近所のセキチュー(ホームセンター)の水道のホースを売っているコーナーで買いました。

フィッティングと言う付属の部品のゴムホースにねじ込む部分に液状ガスケットを塗ります。
ゴムホースに貼り付けるというより、ねじ山の隙間を埋めると言う感じですね。

ゴムホースにねじ込んでホースバンドで締め付けました。

AE86用アダプター側も液状ガスケットを塗りました。

加工が終わりました。液状ガスケットが乾くまで1週間位は放って置きます
今回使用した主な材料
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プレッシャーレギュレーター交換5(不具合のため純正品に交換)
プレッシャーレギュレーターを社外品に交換して、
エンジンを始動した時は回転が安定しなかったんですが、
そのまま10分位アイドリングしたら回転が安定しました。
そして、走ってびっくりです。調子がいいです!
今まで一定のスピードで、特に40km/h以下で走っているとガックンと
エンジンが息を継ぐような感じがあったんですが、消えてます!
知り合いの整備士の人に言われた「レギュレーターがおかしいよ。」と
まさにそれが原因だったんですね~。
こんな小さな部品に大きな役割があったんですね。
あらためてプレッシャーレギュレーターについて検索してみたら、詳しく解説した記事がありました。
クルマ部車に役立つ情報さんから
「プレッシャーレギュレーターとは?役割と仕組みや構造について解説」
そして数日間日常的に走って、車検に出す直前にもう一度、アイドリングのままボンネットを開けてみたら・・・
ガソリン臭い?よく見てみるとプレッシャーレギュレーターのあたりからガソリンが漏れてます!
インテークマニホールド(インマニ)の上にガソリンが溜まっていて、床にポタポタ落ちてます。
更によく見ると、プレッシャーレギュレーター(社外品)からAE86用のアダプターにホースでつないだ部分
そこからガソリンが流れて行くのが見えました。
慌ててエンジンを切りました。
とりあえず応急処置として、今まで付いていた純正のプレッシャーレギュレーターに交換しました。

慌てて交換したので、写真を撮る間もなく作業してしまいました。

黄色く囲った部分です。シールテープがガソリンで濡れてます。
ゴムホースにねじ込んだ部分です。
かなりきつかったんですが、ねじ山を伝わってガソリンが漏れたんですね。
液状ガスケットを塗ってません。塗るべきだったんでしょう。

ガソリンをざっと拭き取って、パーツクリーナーで吹き飛ばしました。
これで車検を受けて、戻って来てからもう一度社外品に交換チャレンジします。
今回使用した主な材料
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プレッシャーレギュレーター交換4(社外品取付け)
プレッシャーレギュレーター(社外品)とAE86用アダプターの加工が終わったので、
いよいよ取り付けます。

プレッシャーレギュレーター(社外品)の説明書です。
これを参考に作業を進めたい所ですが、私のようなど素人には説明が不十分です。
自動車整備の専門学校で勉強した人、あるいは整備士の方であれば読み取れるのでしょうか!?

純正プレッシャーレギュレーターを取り付けていたボルトです。
M6 首下の長さ12㎜

AE86用アダプターは肉厚があるので、取り付けるボルトは M6 首下の長さ15㎜が必要です。
12年前のオーバーホールの時に余ったボルトが残ってました。

ボルトの長さは3㎜の差ですが、大きな違いです。
説明書には載ってませんが、こういう所で作業が止まってしまうんですよね~。
説明書に載せて欲しいです。

1枚の写真で終わってしまいましたが、
とりあえずプレッシャーレギュレーター(社外品)が付きました。

燃料タンクへのリターンホースのクリップを取り付けてます。
この写真ではペンチで作業してますが、ウォーターポンププライヤの方が作業し易いです。

ガスフィルターへのホースを、長さを当てがって切断します。

とりあえず余った材料です。
このホースニップルという部品があと1個あれば・・・もっと作業し易かったです。

とりあえずホースがつながった状態です。
本来ボディーのどこかにプレッシャーレギュレーターをボルトで固定をするのでしょう。
とてもそんなスペースも無いし、いい方法が思いつきません。
くっ付いている配管に軽く縛って終わりにします。ど素人の仕事ですね~。

ヒーター用の熱せられたクーラントが流れるパイプに、ガソリンが通るホースが接触するのは
あまり良くないと思うので断熱します。
段ボールの切れっぱしを使いますが、他に思いつくモノがありません。この程度でいいと思います。

リターンホースがインテークマニホールド(インマニ)に接触します。
インマニは手で触れられる位であまり熱くならないし、リターンホース自体に保温材が巻いてありますね。
特に影響はないでしょう。

エンジンを始動した直後は回転数が安定しなかったんですが、
10分程エンジンを回していたら安定しました。
1500rpm位に上がっていたのを1000rpmに調整しました。
今回買ったプレッシャーレギュレーターは燃圧を調整できるタイプです。
説明書には
「大容量燃料ポンプ、大容量インジェクター等へ交換した場合に燃圧調整を用意に行うことができる」
とあります。
この社外品のプレッシャーレギュレーターの燃圧調整ボルトの位置をいじった訳ではありませんが、
元々の位置が純正プレッシャーレギュレーターよりも燃圧が高くなる位置だったのだと思います。
燃圧計を使って燃圧を調整するという事ですが、そんな事はやってられません。
そこまでするのであれば、はじめから圧力計付きのプレッシャーレギュレーターを
買った方がいいですね。
こっちの方が全然安いですね。
ちなみに、純正プレッシャーレギュレーターの12年前の参考値は8,400円(税抜き)です。
今回使用した主な材料
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